鹿児島演劇見本市、無事に終了いたしました。
見本市開催のために尽力くださった鹿児島演劇協議会の皆様、鹿児島市民文化ホールのスタッフの皆様、他団体の皆様、そして、見に来て下さったお客様、本当に、本当に、ありがとうございました。
自分たちが主体となって、テアトル以外で芝居をするのは初めてで、本当に最初から最後まで色んな方に迷惑をかけっぱなしでした。
本当に本当に申し訳ありませんでした。
ただ、今こうやって無事に一つの舞台を終えることが出来て、本当に貴重な経験が出来たと思っております。
個人的なお礼を言いだすとキリがありませんが、私の誘いにのってくれたゆうしゅん、台本を書いてくれたみこと、お仕事も自分たちの演劇もお忙しいのに、演出を引き受けてくださった江口さん、宇都さん。
本番が一週間前に控えているにもかかわらず役者を引き受けてくれたはなむー。
オペを引き受けてくれたちこちゃん、もこさん。
特に宇宙水槽さん、テアトルの現役の皆さんに関しましては、色々な面で力を貸していただきまして、本当に感謝しております。
ありがとうございました。
実を言うと他の団体をほとんど見れていないんですが……他の方たちの感想から察するに、生死を扱った作品が多かったみたいですね。
鹿高との内容の似通い具合にメンバーみんなで慌てたりもしましたが、私の周りの方たちからはおおむね良い評価をいただけて、嬉しい限りです。
見本市と言う場でお芝居をしてみて、上手くは言えませんが、なんだかすごくお客さんの存在を感じました。
20分と言う短い時間のお芝居を人前ですることが初めてで、その難しさを感じながらの数ヶ月だったのですが、短いからなのか、テアトルを離れたからなのか、なんだか人に見てもらえているという感覚がすごく強かったように思います。
お芝居の時間はたったの20分、自分たち以外にも団体が9組。
それでもしっかり私達を見て、評価をしてくださる方がいることに純粋に感動もしました。
やっぱりお芝居はお客さんがいて成り立つものだと強く感じました。
もっともっと、次はもっともっと自信満々でお客さんの前に立てるようにしたいです。
作品に関しての話をすると、台本が出来た時、シンプルだからこそ果たしてどんな受け取られ方をするのか、全く想像がつきませんでした。
ただ練習を重ねるうちに、どんどん愛着がわいてきて、演出もついて、私の好きな、さりげなさたっぷりの芝居になったと思います。笑
さりげなさ過ぎて気付いてもらえてないところもあるかもしれませんが……
初めにみことに作品を書いてほしいとお願いしたときに、侑駿と私の関係性をどうするかから話が始まりました。
私達はテアトルの現役の時に2回恋人役をしているので、恋人はもういいと言う話になり←
今回のように姉弟の話になりました。
大した議論もなく私が姉になったのは普通にショックでしたが……
実生活で侑駿にはお姉ちゃんがいないので、それなりに弟を演じるのは難しかったのではないでしょうか。
距離感とかが。
ちなみに和馬は経済学部らしいです。
私ははじめ、
『目指せ吉高由里子』でやってたんですが、みことにムカつくと言われて止めました。涙
本番はお客さんの目にどう映っていましたでしょうか。汗
ただのバカに見えていなければ幸いです。
ちなみに深雪は看護師さんらしいです。
さらにちなみに、みことの頭の中では、この作品は、『みんな長い旅をしてきたんじゃないか』というオムニバス形式の長編作品の一片らしいです。
みことが演じていた天使が車掌を務める天国へ向かう列車の二等席。
なんかいけめん。笑
その二等席の車両の中で、死者たちが<自分が死ぬまでに経験した一番印象深い一日>について、暇つぶしがてら話して聞かせ合うというお話だそうです。
和馬のお話は特殊で、死んでからの一日ですけどね。
その他の短編では、和馬のことを好きだった女の子や、深雪がかつて担当をしていた患者さんなどが登場するらしいです。
で、この作品で一番難しい役は、個人的にははなむーにやってもらった悟さんだったと思っています。
色んな葛藤の末のあの言葉・・・というのを表現してほしくて、かなり難しい要求もしました。
もう一個芝居してるのに。
そんな私の横暴ともいえる要求に、にやにや苦笑いしながらも、確実に答えていってくれたはなむーは、本当に尊敬できる役者さんでした。
私的には芝居を2つかけ持つだけでもうすごいです。
自分でやらせといてなんですが
まあ、そんなこんなで、来週、テアトル火山団の7月公演。『さよならノーチラス号』
どうぞよろしくお願いします。
私も受け付けにいるはずですので。
見本市でお世話になった分をお返ししてきます。
まちねとそわれとしての今後の活動は未定ではありますが、鹿児島にいる間は出来る限りいろんな経験をしたいと思っています。
今のところはみことと10月13日(土)に加治屋町にあるアヴニールホールで何かやろうと言う話をしているので、また詳細決まりましたらここでもお知らせできたらと思います。
未熟者ではございますが、まだまだいっぱいがんばりますので、どうか応援してやってください。
よろしくお願いいたします。
稚拙な長文で失礼いたしました。最後までお付き合いいただきありがとうございます。では。また。
演劇ユニット「まちねとそわれ」
福満佐知子(女の方)