どうも。
お金が無さ過ぎて、お米だけを食べて生きてます。さちです。
今日は、卒業論文の参考文献を探すなどと言う、学生っぽいことをしておりました。
私は、心理学を勉強しているので、卒業論文もやっぱり心理学なわけですが、1年間も同じテーマで研究をするわけですから、大好きな演劇に絡めたいなあと思って、色々探していたのですが、どんどん横道にそれて、演劇論みたいな論文ばかり読んでいました。
論文なので、小難しく書いてあるわけですが、理解できたところを、ちょっとだけ紹介してみようかと思います。
まず、演技の3つの段階について。
演技には、1つのプロセスが存在します。
1段階目として、「脚本を読む段階」脚本を読んで内容を理解し、何らかのイメージを膨らませる段階。
次に、「演技計画の段階」実際に演技を行う前に、どのような演技を行うか計画を立てる段階。
そして最後に、「演技遂行の段階」演技計画の段階で立てた計画をもとに、実際に演技を遂行する段階。
だそうです。
演技に熟達するほど、演技計画の段階に、時間をかけるとのこと。
このプロセスは、すべての役者さんに言えることではないらしいです。
確かに、私に演技計画の段階があるのかは謎であります。
次に、演劇俳優が立つ3つの視点について。
熟達した俳優は、「役の視点」「俳優の視点」「観客の視点」という3つの視点に同時に立ちながら演技をしているのだそうです。
俳優の、演技に対するアプローチの仕方は2種類に分けることができ、「想像的アプローチ」と「技術的アプローチ」と呼ばれています。
前者は、演技をする際、演じる役やその状況にふさわしい感情を呼び起こすことに集中するという方法であり、後者は、自分を観客の立場に置いて、観客の視点から自分の演技をモニターすることに集中するという方法だそうです。
「想像的アプローチ」だけに頼り、自分が役と同じ感情を感じたとしても、その感情が必ずしも見る側に伝わるとは限らないので、「想像的アプローチ」と「技術的アプローチ」の両方を持つことがよいのだそうです。
よく私が言われることですね
それにプラスして、俳優は演技中、役が抱く感情を抱いていると同時に、「あの場所に移動しなければならない」というような段取りを決して忘れない、冷静な自分も残しているとしている。
前者は、「役の視点」に立っているということであると考えられるが、後者は、役でも観客でもない俳優個人の視点、「俳優の視点」であるということができるとのこと。
つまり、3つの視点をバランスよく持っている役者さんが、よい役者さんと言うことですね。
分かってはいることですが、なかなか難しいです……
そして、難しい文章を読んで頭が痛くなりました……←
甘いもの食べよー